幼稚園教諭の資格には、大学教育などの勉強に加えて、人間として道徳的に優れているという点も関係していると思う。憧れているだけでは、どうにもならない事態に陥る。幼児といっても、一人の人間に対応していかなければならないからだ。その親たちもいる。まして、初めての子供であれば、親も我が子の教育にどうしていけば良いのか悩んでいる時期でもある。そんな時に、幼稚園教諭からの観察した子供の様子を聞くことで、親は子育てのヒントを得られるようだ。
私が、通った幼稚園は、活動をさせることも教育方針に取り組んでいる場所だった。椅子に座って勉強をさせるよりも、うさぎなどの小動物と接触させることで、命の大切さや動物は愛らしい存在であること、世話をしなければならないことを学ばせた。また、遠足をしながら、菜園にいって、ナスを収穫した。そのナスを味噌汁にして食べたことで、家でも、ナスの味噌汁づくりの手伝いを良くしたものだ。さらに、校庭には、運動するための鉄棒などがあった。運動が苦手だった私は、前回りさえなかなか出来なかったが、幼稚園教諭は粘り強く教えてくれた。そして、出来た時は、自分の事のように喜んでくれて、一緒に母親に報告してくれた。今でも、そのH先生の顔を憶えている。本当に素晴らしい資格を持った先生に巡り合えて良かったと思う。先生は、飼っている猫をとても可愛がっていて、写真も見せてくれた。子供は、そばにいる大人から多大な影響を受ける。
これから、幼稚園教諭の資格を取る方は、まず人間として道徳という資格を身に着けておくことを願う。
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